市販の排卵検査薬と病院の卵胞チェックを組み合わせ、タイミング法で男女産み分けを試みています。
産み分けをスタートして9周期間授からず、病院を変えてから6周期授からなかったため、次のステップを考えました。
タイミング法 → 人工授精 → 体外受精
となるパターンが多く、我が家もそうすることになりました。
人工授精でも、男女産み分け法はあり、パーコール法といいます。
今回は、そのパーコール法を行いましたので、情報を共有したいと思います。
人工授精?パーコール法?値段や方法は?
人工授精とは?
人工授精は、受精が行われる卵管膨大部に、人為的に採取した精液を子宮内に直接注入することで、精子と卵子が出会う確率を高めます。
英語でArtificial Insemination(AI)といい、人工的に精子を子宮内に授けるという意味です。
タイミング法を行ってもうまくいかない場合、男性の精子量などに問題がある場合及び女性生殖器の問題によって子宮内への精子の通過が困難な場合に行われる治療法です。
人工授精の利点は、心身への負担が少ないこと、費用が比較的安価、毎週期ごとに行えることです。
男女産み分け法のパーコール法とは?
性別は精子の染色体によって決まりますが、女の子になるX染色体と男の子になるY染色体を持つ精子で重量が若干違うそうです。
それを、パーコール液(現在はもっと安全な薬品になっているみたい)で分離し、どちらかの性別であろう精子が多い層を人工授精に利用する方法です。
完全に分けられるわけではありませんし、妊娠率が上がるわけでもありません。
しかし、男女産み分けを考えているカップルにおいて、少しでも確率が上がるのであれば、試したい方法ではあります。
パーコール法は、確実な方法ではない上に、特別な処理が必要ですので、行っている病院が少ないです。
パーコール法の値段は?
人工授精だけですと、1万円から2万円くらいの病院が多いようです。
パーコール法を行う場合、人工授精も含めて6万円で行うことができます。
前述したとおり、行っている病院自体少ないので、多少高くても仕方ないかなと思います。
人工授精(パーコール法)の実際の行動スケジュール!
排卵調整 → 排卵誘発 → 精子採取・調整 → 人工授精
タイミング法から移行する場合は、ほとんどスケジュールは変わりません。
排卵調整のために、何度か通う必要があるのと、確実に排卵させるために注射を打つことが多いです。
タイミング法と異なる点は男側になります。
当日に精子が必要なので、朝一で採取し、もっていってもらうか、病院で採取することになります。
調整に少し時間がかかり、その後、人工授精の施術となります。
産み分け用のパーコール法でも、調整以外は同じですので、患者としてすることは全く同じです。
産み分けとしての人工授精は・・・実際に行ってみた感想まとめ
正直、高い!!
6万円あればいろいろなことができます。
男女産み分けを考えず、人工授精だけなら、ありかと思います。
パーコール法を行うなら、本当にタイミング法よりメリットがあるか、体外受精にいくのはどうか、と悩むことが増えます。
体外受精と比べると値段もですが、心身の負担が圧倒的に違います。
人工授精はほとんど負担はありません(タイミング法と一緒で通院の負担はあるが)し、そこまで気負わなくてできることが最大のメリットかと思います。
あとは、仲良し行為がない分、あっけないというか、男側は何も実感のないまま子どもが生まれることになるのも、タイミング法との大きな違いかなと思いました。