国立教育大附属小学校受験のための【絵画・製作】5歳児がきれいに絵を描けるようになった方法

がめ

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小学校受験
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附属小学校受験では、いろいろな種類の試験が課されます。

「絵画・製作」もそのひとつであり、私立小学校受験でも多く取り入れられている試験となります。

おそらく、絵画を通して子どもの表現力、想像力、指示の理解力を見るとともに、家庭での様子も見たりしているのではないかと思われます。

 

頻出される「なわとび」と「ボール投げ」についても記事を書きましたが、「絵画・製作」についても練習すればできるようになります。

絵画も製作も本屋さんで参考書を買って、そのとおりすればある程度はできるかと思います。

しかし、ペーパーと異なり、親の負担がすごいし、かと言ってひとりで勝手にできるほど簡単ではありません。

また、受験生のほかに小さなお子さんがいる場合、ハサミが危険だったり、部屋が散らかり放題になったりと大変すぎます。

簡単なことは家でやりつつ、習い事として、教室に通うこともいいかなと思っています。

 

小学校受験に必須の「絵画・製作」の主な項目

各校の過去問や模擬テストから経験した「絵画・製作」に関わる項目は以下のとおりです。

様々な項目があり、日ごろから対策していないと、いざというときにできないかと思います。

 ・線(点)なぞり

主にペーパー内での出題になります。

線を見本のとおり書くだけのものもあれば、鏡のように反対にしたり、回転させたりする問題もあります。

見本のとおり書くだけの問題は、大人からすればめちゃくちゃ簡単に見えますが、子どもにとってはかなり難しいようです。

そもそも書き慣れていないと、線をまっすぐ書くということが難しいです。

まっすぐ書くことに加え、はみ出ないように、きちんと通るべきところは通り、通らないところは通らない、といった細かいところまで見られます。

【対策とコツ】

「絵画」とは違うかもしれませんが、「線を書く」練習が必要です。

まっすぐに書く練習。

点と点をはみ出ずに書く練習。

ぐるぐるを書く練習。

などなどはしておいた方が良いです。

最初は、ゆっくり丁寧に。時間が間に合わなくても丁寧さを第一にするのが大切です。

書けるようになってきたら、時間制限に間に合うようにスピードの練習をしていきましょう。

 ・話の記憶

主にペーパー内での出題になります。

話の記憶は、頻出の問題かと思いますが、そのなかの設問のひとつに絵を描く問題が出ることがあります。

記憶しているかが問題ですので、簡単な絵なのですが、それが正解のものかどうか判別できる程度には描けないといけません。

 

例えば、お話の中に出てきたバスには、どんな動物の絵が描かれていましたか?という問題。

答えが「うさぎ」と「くま」ならそれらしい絵を描かなければなりません。

これも簡単に思えますが、子どもにとっては難しい子もいるかと思います。

【対策とコツ】

生き物、モノの特徴を描けるように練習が必要です。

「うさぎ」ならばピンク色で耳が長い、「くま」ならば茶色で耳が丸い、などなど。

よく見かける動物とかだけでも描けるようにしておくべきです。

絵は色を3色以上使い、カラフルにする方が好感が持てるとのことです。

 ・ちぎり絵

附属天王寺小学校の過去問でも出題されたことから、対策が必須といわれている項目です。

紙に書かれた丸や三角形を手でちぎって切り取りとります。

ちぎった紙を台紙に貼って、絵に利用することが多いです。

 

 

例えば、丸い紙をちぎって作成し、のりを使って台紙に貼ります。

その後、丸い形を使って動物の絵を描いてください。といった出題です。

 

ちぎる箇所は太い線ですが、子どもにとってはかなりの難易度となります。

【対策とコツ】

ゆっくり丁寧に!

何にでも当てはまりますが、特にちぎり絵は「ゆっくり」と「丁寧に」が必要となります。

あとは、線の内側ではなく、外側をちぎっていくことを教えてあげると良いです。

内側にちぎっていってしまうと、形が崩れるだけでなく、大きさもどんどん小さくなってしまいます。

外側に大きくちぎった場合だと、あとで微調整することもできますし、形も整っていることが多いです。

折り紙を買ってきて、マジックで太い線を書いてあげ、何度も練習しましょう。

 ・ハサミ

内容としては、ちぎり絵と同様になります。

手でちぎっていたところが、ハサミを使って切るということになります。

ちぎり絵に比べて、よりきれいな切り取りが要求されます。

また、ちぎり絵のように単純な形ではなく、複雑な形を切ることも要求されます。

【対策とコツ】

練習あるのみです。

何度も何度もハサミで切りましょう。

切れない子は、持ち方が悪いことが多いようなので、きちんとした持ち方をしているか見てあげましょう。

あとは、最後までパチンと切ってしまい、はみ出てしまう子も多いため、ハサミは根本で切ることが基本ということも合わせて教えましょう。

 ・折り紙

そのまま折り紙です。

鶴を折ってください、みたいな出題ではなく、折り紙を指示されたように折ることができるかが求められます。

折ることだけが指示ではなく、指示の途中に折ることが含まれることが多いです。

半分に折ってください、それを切ってください。とかですかね。

【対策とコツ】

息抜きでもいいので、折り紙を普段から遊ぶのがいいかと思います。

それこそ鶴くらいは折れるようになっておけば、いいかなと思っています。

 

絵画・製作に関わらず、小学校受験は「指示」が聞けて、その通り動けるかが重要です。

絵は描けるし、ハサミも上手だけど、指示された内容と異なれば減点されます。

ごまは過去に「自分」を書きなさいという指示があったとき、首から上がない人の絵を描いていていました。

何か悩みでもあるのかと思っていましたが、時間が足りず、頭まで描けなかったとのことでした(笑)

もちろん減点でした。

実際に大阪にある小学校受験特化のお教室に通いました

インターネットで検索しても、なかなか絵画・製作に特化したお教室はありません。

ましてや、小学校受験に対応しているお教室はほとんどないのではないでしょうか。

そんな中、ひとつ通えそうな場所にお教室があったため、通うことにしました。

正直、料金は安くありませんが、ごまもとっても喜んで楽しんでいます。

他の習い事に比べると、遊びの気持ちが大きいのかもしれません。

受験のためのものではありますが、通常必要となる技能ではありますし、子どもが楽しんで息抜きになるのがとてもいいと思っています。