以前の記事にも書いた自主大会で使用したオンバーンex単のデッキですが、備忘録も兼ねて書いておきたいと思います。
ちなみに、ごまの感想は、
オンバーン弱いね、もっと強いの使って!
です(笑)
使用感はかなりシンプルで使いやすいのですが、如何せん勝てないため、ごまは使いたくなかったようです。
オンバーンex単のデッキレシピと採用カード説明
どうしても17種の3行になってしまい美しくありません。。。
オンバーン単と書きましたがレントラーが入っています。
ポケカにおける単デッキは様々な定義があるようで、けっこういろいろなシステムポケモンが入っていても単デッキと呼ばれるようです。
アルセウス単なんて、めちゃくちゃいろいろなポケモン入っていますからね。
そうはならないように、心を鬼にして(?)ポケモンは入れないようにしました。
ただ、たねポケモンが少なすぎるとマリガンが多くなりすぎるのと、たね切れ負けほどつまらないものはないため、レントラーをタッチで入れる構築としました。
参考はななやま氏のプテラ単
ポケカをはじめて最初に作ったのがアルセウスギラティナとれんげきニンフィアとプテラ単の3つのデッキになります。
全部、ごまが好きなポケモンであり、そのポケモンを使用した典型的なデッキを作ろうとネットで検索して作成しました。
ただ、プテラだけはいいデッキがなくて、アルセウスとの組み合わせはあったのですが、ギラティナとかぶるために断念しました。
どうしようか迷った際に、ななやま氏のプテラ単を見つけ、デッキの説明を読んでコレだと思って作成しました。
ちなみに本家プテラ単はDレギュですが、はじめたのがEレギュからなので少しカードを入れ替えて作成しました。
プレイングもあるでしょうが、ルギアにもまぁまぁ負けてしまうので、プテラ単は解体されディンルーデッキに組み込まれました。。。
しかし、考え方としては確信をついていると思っていたため、オンバーンexのデッキを作成する際も単デッキにしようと考えました。
基本的な考えは雪道ジャッジマン
プテラ単もそうですが、基本は雪道ジャッジマンで相手をかく乱していく戦法です。
Dレギュではマリィがお供でしたが、今はナンジャモがお供です。
環境デッキはどんどん偏移していきますが、基本的に雪道ジャッジマンすればバグるはずです。
不利対面でもそういった運勝ちを狙っていくようなデッキにしています。
オンバーンexの強さ
オンバーンexの下技「ドミネートエコー」により、スタジアムが出せなくなるため雪道の通りがよりよくなるという考えです。
また、特殊エネルギーが貼れなくなるために、先行2ターン目で雪道貼ってドミネートエコーすればルギアVmaxは完封できます。
ミュウVmaxも特殊エネのみの構築が多いため、先に起動できれば勝ちが見えるのですが、後攻取ったり、後攻1ターン目メロエッタがきついです。
サーナイトexもサイコエンブレイズが雪道により止まるため、うまくいけば勝てるのですが、「さぎょういん」が入るようになってなかなか厳しいところです。
リバーサルエネルギーが止まるのは少しえらいですね。
ロストギラティナはかなり不利で、雪道貼っても影響がほとんどないし、ギラティナでオンバーンexがワンパンされるためきつすぎます。
アルセウスギラティナもきついですが、特殊エネが止まるため、実はなんとかなってしまうこともあります。
というわけで、プテラ単以上にルギア絶対倒すマンになっており、その他には厳しい印象です。
素の攻撃力が140なのが、ダブルターボエネルギー込みで220出せるプテラに比べてかなり弱いです。
採用カードと説明
・オンバットとオンバーンex
当然4投です。
プテラと違って進化前が非ルールのため、サイド1枚ですがあまりにHPが低いため、たね切れこわいです。
・レントラー
投入を悩んだカードNo.1です。
ざっくりですが、4投することで初手確率約40%、1枚減らすごとに10%ずつ減っていきます。
準備の段階で手札にあれば、そのまま出せるという特殊な効果であり、ゲーム中に手札に来ても邪魔にしかなりません。
単デッキにおいては、マリガンあまりしたくないのと、たね切れ防止も兼ねて、それでいて最初出すか悩めるのがおもしろいカードです。
(たねポケモンではないので、たねが手札になくレントラーのみだった場合、たねなしとしてマリガンすることが可能です。)
あとは逃げエネ0が偉く、場にいても邪魔になりません(繰り返しますが、ゲーム中手札にくると邪魔でしかありません)。
わざも無色1で打て、好きなトレーナーズ2枚を持ってこれます。
最善手ではないが、後攻1ターン目で使えればかなり強いのと、サイド1枚なのが良きです。
・ボール系(レベルボール、フェザーボール)
4投ずつです。圧縮も兼ねてます。
オンバットはレベルボール対応、オンバーンex(一応レントラーも)はフェザーボールに対応しています。
ハイパーボールだと、手札がかつかつで使いにくいため、用途が分かれてしまうがボールも分けての採用です。
ネストボールは4枚しか持っていないから入られらません(ごまのディンルーデッキに使っていた)。
・エネルギー転送
オンバーンexのエネルギー要求が高いため、4投です。
使うと圧縮はできるのですが、このカードが4枚入っているというのはデッキとして強くないと思います。
超エネがあるため、霧の水晶を採用して超ポケモンも一緒に採用したくなる気持ちを抑えるばかりです。
ミミッキュ、ミカルゲ、クレッフィ入れたくなります。
・ポケギア3.0
デッキコンセプトであるジャッジマンかナンジャモにつなげるためのカード。
枠の関係で3投から1投です。いらない説もあります。
・ポケモンキャッチャー
コインに依存するということで、入れているデッキはあまり見ません。
しかし表だったときの動きはとても強く、システムポケモンを倒しつつしばっていくというオンバーンexの性質上必要なものと考えています。
・トレッキングシューズ
雪道をどうしても早く引きたいため4投です。
1,2枚しか入っていないカードがないため、そのとき欲しいカードでなかったらトラッシュすることで確率をあげてくれます。
・げんきのはちまき
ポケモンのどうぐ枠をどうしようか考えたときに、痒い所に手が届くカードとして思いついたのがこのカードです。
オンバーンexの140(もしくは70)という低いダメージにおいて+10される意味は大きいです。
想定したポケモンは以下のとおりです。
ルギアにおけるアーケオス(HP150)をきぜつさせられる。
ロストにおけるウッウ(HP110)に対してレントラーの弱点込みできぜつさせられる。
パオジアンにおけるセグレイブ(HP160)をおんみつひこう2回できぜつさせられる。
(デッキを考えた初期にはパオジアンexのみを想定していたが、今はパルキアVstarなどの進化ポケモンがいるためおんみつひこうは有効ではない。)
パオジアンにおけるセビエ(HP60)をレントラーできぜつさせられる。
枠の関係で3投です。
・頂への雪道
コンセプトなので当然4投です。
手札でだぶついて邪魔になるときは多々ありますが、引けないとはじまらないための4枚です。
・サポート(ジャッジマン、ナンジャモ、ボスの指令)
ジャッジマン、ナンジャモは当然4投です。毎ターン打ちたい。
ナンジャモは序盤のドローとしても機能するのがえらすぎます。
ボスの指令もつよつよカードですが、枠の都合で泣く泣く3投です。
→4投に戻しました。
・エネルギー
基本エネルギー超と悪3枚ずつとルミナスエネルギー4枚です。
ドミネートエコーのエネ要求が厳しいのでこの構成でなんとかやりくりするしかありません。
単デッキではないデッキ構築
オンバーンexは、シティリーグでの優勝こそないものの、ジムバトル等の小さな大会では優勝している例もあります。
しかし、それらはシステムポケモンと黒馬バドレックスVと各種メタポケモンが入っているものばかりです。
実際にそちらも試してみましたが、安定性に欠け、小さな大会では対戦数が少ないため勝ち抜ける可能性はあっても長丁場では無理だろうなぁというのが印象です。
ミミッキュ、クレッフィ、ミカルゲ使うならもっと強いデッキあるだろうという感想です。
雑感と強化拡張パック「ポケモンカード151」環境
まとめると、四天王もどこかで言っていましたがオンバーンexは単純にパワーが足りません。
どうしてもドラゴンタイプということでエネルギー要求が厳しいのも難しいところです。
ダブルドラゴンエネルギーが使えれば最強なのですが。
あと少し、後押ししてくれるカードがあればというところです。
強化拡張パック「ポケモンカード151」が出て、少しオンバーンexに使えそうかなというカードがありました。
ガチガチバンド
1進化ポケモンのダメージを-30してくれます。
これによりなんとかギラティナのロストインパクト280を耐えてくれます。
げんきのはちまちよりはいい働きするかなとも思います。
スナッチアーム
見た瞬間惚れたカードです。
オンバーンexがこのカードを強く使えるわけではありませんが、ひとつの選択肢としてはありかと思っています。
雪道オンバーンアームとか嫌われるデッキ筆頭ですね。
本格的にex環境へと移っていき、2進化ポケモンが多くなったこと、基本エネルギー主体のデッキが多いこともあり向かい風であることは変わりありません。
いつか大きな大会で日の目を浴びれたらと考えています。