タイミング法、人工授精を行い授かりませんでした。
一度、休息ということでタイミング法に戻りましたが、授かりません。
ついに、体外受精まで行うときが来てしまいました。
ここまで14周期ほど行っているため、1年3カ月ほど不妊治療を行っていることとなります。
体外受精となると今までと比べて、費用も手間も段違いにかかるかと思います。
覚悟を決めて、授かることを信じて進んでいきたいと思います。
体外受精(顕微授精)のスケジュールは?費用は?
体外受精のスケジュール
一番大変なのは、準備の段階です。
月経周期を安定させるため、また子宮内膜を厚く良い状態にするために薬漬けの毎日となります。
自己注射は、心身ともにダメージがありますし、頻度も多いので大変となります。
ホルモンバランスが崩れ、体調にも変化があることが多いので、その面でも大変です。
採卵当日も、麻酔をかけられ、心身ともにかなりのダメージを受けてしまいます。
どうしても女性側ばかりに負担が偏ってしまいますので、男性のフォローがとても重要になります。
体外受精の費用
費用については、通っている病院での実際のものになります。
2021年現在では、保険診療ではありませんので、費用については病院が決定した金額となります。
まず預かり金として35万円を振り込みます。これがないとそもそもスタートしません。
そこにオプションの金額が追加されていきます。
本当になにもオプションをつけないのは、ほぼほぼ不可能(実は2回目の採卵時にチャレンジしていますが)です。
不可能というか、オプションなしではとても良い受精卵が手に入るとは思いません。
採卵を1回行うにもかなりの負担(心身面でも金銭面でも)があるので、できる限り1回でたくさんの良い受精卵を手に入れる努力をした方がよいと思いました。
不妊治療には補助金があり、採卵では1回上限30万円、移植では1回上限10万円の補助がでます。
どの行為でいくらまで補助金が出る、とか細かく決められています。
自治体によって微妙に異なるので、お住まいの自治体を調べるのがいいかと思います。
大阪市の場合は、こちら。
実際行ってみたら女性側の負担があまりにも大きいことを再認識させられた
女性側は、本当に本当に準備段階から大変です
薬の服用による体調の変化や、病院への通院がとても苦痛なように感じられました。
採卵当日も麻酔をしての「手術」になるので、心身ともに疲弊します。
男性側は、フォローをしっかりし、女性側の負担を肝に銘じておかなければなりません。
採卵時に取れた卵子は4個、顕微授精を行い、受精したのは4個すべてでした。
しかし、胚盤胞と呼ばれる段階まで進んだ受精卵は1個のみでした。
今回は、別記事で挙げますが着床前スクリーニング検査というものに出したかったため、胚盤胞まで進まないと凍結できませんでした。
そのため、なかなかうまくいかない結果となってしまいました。
つけた方がいいと感じたオプションは?
オプションは大きく分ければ、3つあります。
1は、お医者さんの診断で決定することが多いため、こちらでは調整しにくいです。
個人の状態により、変わってくるため、1回目の採卵では最もノーマルな方法に落ち着くことが多いかと思われます。
2は、振りかけ法か顕微授精になります。
健康で若い男女であれば、振りかけ法でも十分受精すると言われていますが、より確実に受精させたいのであれば顕微授精がいいです。
さらに顕微授精であれば、ランダムではなく選んで受精させるため、質の良い受精卵ができる可能性が上がります。
ただし、個数にもよりますが、5万円~10万円ほど費用がかかりますので、悩みどころではあります。
3は、受精卵になった後、培養時に成長を促す培養液に変更したり、分化するのを助けたりするオプションです。
これも通常であれば必要ないものではありますが、変更することでよりよい成長につながる可能性もあります。
培養日数は、通常は3日間ですが、オプションにより5日間(6日間の場合も)まで延ばせるので、これにより成長した受精卵を得ることが可能です。
培養日数については、絶対に延ばしたほうがいいです。
今後の予定(採卵・移植)
1回目の採卵が終了しました。
受精卵が1個しかないため、移植するのではなく採卵を再度行うことになります。
ある程度の受精卵が溜まってから、採卵を行っていくほうが、計画も立てやすいとお医者さんも仰っていました。
また、今回の受精卵については、着床前スクリーニング検査を行おうと思います。
着床前スクリーニング検査については、別の記事にて詳しく書きたいと思います。