1回目の採卵で、卵が1個取れ、その卵は着床前スクリーニングを行いました。
結果は、モザイクもあり望んだ結果ではなかったため、移植は考えていませんが、一応保存しています。
採卵して、移植して、ダメだったら採卵するのは効率も悪いし、精神的にもよくないので連続して採卵していきます。
2回目の採卵!オプションを全くつけずに試してみた
体外受精として行う際に、何もオプションのない基本パックだと助成金額の30万円ほどでできる病院が多いです。
通っている病院もそうなのですが、いい卵を得るためにはもちろんオプションをいっぱいつけたほうがいいのです。
ただ、1回目はオプションをいくつかつけましたが、着床前スクリーニングに持っていくために胚盤胞にならなくてはダメだったため、1個の卵のみとなってしまいました。
オプションがなかったら、いったい何個くらいの卵が保存できるものなのか、今後のためとも思い試してみました。
オプションなしとはどういったことか
クスリを使って、卵を成長させ、体内から卵を採取することは同じですが、その後の培養のところで変わってきます。
受精しやすくなるもの、成長しやすくなるもの、そもそもの培養期間を延ばす・・・といった具合です。
最低限のことはもちろんやってくれるので、卵は取れるかと思いますが、それで健康な卵が多数取れて妊娠できる方は自然妊娠でも大丈夫な気もします。
2回目の採卵結果は
卵4個を採取でき、2個をキープしました。
ただ、培養が3日間しかなかったため、いいかわるいか判断がつかないことになり、結果、無駄になった卵もあったように後になって思いました。
オプションなしの場合、金額だけでいうと助成金のおかげで、そこまで負担にはならないけれど、やはり体力面、精神面での負担はすごいありますので、おすすめできません。
わたしたちも、3回目の採卵はオプションをつけ、よりよい卵が採取できるようにしていきたいと考えています。
受精卵の培養は5日間がいい?胚盤胞になる確率の壁
培養3日間では、かなり順調に成長した卵のみが採卵可能な卵と判断されるかと思われます。
培養士としてもその先4日目、5日目でどうなっていくか判断が難しいところなので、やはり5日間培養は必要だと考えます。
ただし、5日間培養しても胚盤胞までうまく成長する卵は10%程度のようです。
10個の卵が採卵できたとして、8,9個は受精したとしても、胚盤胞までたどり着けるのは1個あるかないか・・・
胚盤胞までいかなくても妊娠の可能性はもちろんあるのですが、どうせだったらそこまで成長した卵を移植したい。
その場合は、5日間培養に加えて、卵が成長しやすくなるオプションも必須になるのかなぁと思うところです。