人生の大きな買い物といえば、「家」ですよね。
憧れのマイホーム、万人の夢であると思います。
もちろんほとんどの人が安くて良い家に住みたいと考えますが、家の値段は、場所、大きさ、購入時期に左右されます。
大阪市内でマイホームの購入を考えたとき、地域によってかなりの格差があるかと思います。
高いのは、北区、天王寺・阿倍野区あたりでしょうか。
次点で、中央区、福島区、西区あたりになるかと思います。
住みやすさも高い順とほぼイコールになると考えられます。
また、小さい視野でみると、主要な駅に近い方が高くなります。
一軒家でなくマンションの場合、特に駅から徒歩何分かというのがその物件の価値になります。
購入時期によってもかなり差があるかとも思いますが、なかなか一般庶民が時期を大幅にずらしての購入は難しいかと思います。
年々土地の価格は上昇しており、同じような家でも高くなっている状況です。
バブルが弾けたように、いつか安くなる日がくるかもしれませんが、それがわかれば苦労しませんし、金利がいつまでも低いとも限りません。
よく買おうと思ったときが買い時といいますし、購入時期による価格差は、運というしかなさそうです。
あとは、大きさです。
もちろん大きければ大きいほうが高いです。
住宅に関しては、穴場とか特価というのはほとんどなく、どこを購入しても相場のとおりの価格設定となっています。
マンションの最後の一室とか広告用で一室安い部屋に抽選で当たるとかでないと、安くは買えないということですね。
子連れ共働きでのマイホーム購入を考える!
大阪市近郊で勤務している共働き夫婦で、子ども1人(2人、3人まで希望)のマイホームを考えています。
賃貸では、豊中市、京都市、大阪市福島区と住んでいますが、断然福島区がいいと感じています。
大阪北摂地域は人気が高いようですが、なぜ人気かわからないくらい雑多で、人柄もよくないと感じましたので候補から除外です。
一軒家は駅近だと高すぎて話になりませんし、タワーマンションも、価格的に厳しいものがあります。
ですので、一般的ないわゆるコンパクトマンションを検討していくことにしました。
駅からは、絶対に近いところがいいと考えており、徒歩5分圏内は必須条件です。
地域はどこがいい?駅から徒歩何分?
希望は、北区、天王寺区で学区がよいところと考え、調べ始めました。
ただし、北区、天王寺区は高価なマンションが多いので、北区でも天満や大淀(福島区の上)の方、あとは福島区も調べました。
・北区(天満)
大阪市内では小学校の評判がとてもいい地域となります。
梅田にも1駅ですし、天満自体がけっこう都会です。
その分、高いマンションも多く、駅に近いとなるとかなり高価です。
駅近があったらいいなぁと思いましたが、予算をオーバーしてきそうなので難しいです。
・北区(大淀)
北区の中では、とても静かな場所で、辺境地ですが、うめきた第二エリアのオープンにより、かなりの盛り上がりが予想されます。
すでに高くなってきていますが、うめきたがオープンした後、さらにめちゃくちゃ高くなりそうな気配があります。
かなり気になり、いい地域だなと感じましたが、駅から遠いのが難点です。
うめきた第二で駅が新設されたとしても、徒歩5分圏内とはいかないため、そこがネックになりそうです。
・北区(中之島)
駅から遠くなってしまうのがネックです。
新しい路線も予定されているので、そこがポイントですが、少し北区の中では微妙な気もします。
タワマンに住めるなら、川もあるのでいいなぁと思いますが、それ以外だと駅が遠いため考えられないです。
・天王寺区
小学校の評判がピカ一で、教育熱心なら絶対ココ!みたいになっています。
駅近の物件はかなり高くなっており、駅徒歩10分圏内ならなんとか手が出そうなくらい。
梅田へは遠いので天王寺で遊ぶことになりそうです。
梅田大好きで、駅近を考えているので、この地域も難しいかなぁと思っています。
・福島区
梅田へ1駅で、ファミリー層が増えてきている地域です。
わざと物件の価格を高くして、低収入層が流入しないようにしているそうです。
そのせいか、治安も大阪市内ではかなり良く保たれているようです。
賃貸でも住んでいることもあり、かなり現実的に考えられる地域です。
福島地区と野田地区で、都会度下町度が違い、その分価格も違うので悩ましいポイントです。
購入時期はいつがいい?
これは上記で書きましたが、調整するのは困難なため、「今」が購入時期だと考えています。
もしかしたらこれから安くなっていくかもしれませんが、わかりませんからね。
広さはどのくらいがいい?
誘導居住面積水準は、世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準であり、都市の郊外及び都市部以外の一般地域における戸建住宅居住を想定した一般型誘導居住面積水準と、都市の中心及びその周辺における共同住宅居住を想定した都市居住型誘導居住面積水準からなる。
その面積(住戸専用面積・壁芯)は、別紙1の住宅性能水準の基本的機能を充たすことを前提に、以下のとおりとする。
(1)一般型誘導居住面積水準
① 単身者 55 ㎡
② 2人以上の世帯 25 ㎡×世帯人数+25 ㎡
(2)都市居住型誘導居住面積水準
① 単身者 40 ㎡
② 2人以上の世帯 20 ㎡×世帯人数+15 ㎡
注1 上記の式における世帯人数は、3歳未満の者は 0.25 人、3歳以上6歳未満の者は 0.5 人、
6歳以上 10 歳未満の者は 0.75 人として算定する。ただし、これらにより算定された世帯人
数が2人に満たない場合は2人とする。2 世帯人数(注1の適用がある場合には適用後の世帯人数)が4人を超える場合は、上記の
面積から5%を控除する。国土交通省 住生活基本計画(全国計画)(令和3年3月19日閣議決定)より抜粋
今回考えているのはマンションですので(2)が該当します。
計算式に当てはめると、子ども2人の4人家族の場合、58.5㎡(子ども2人が3歳未満)~85.5㎡(子ども2人が10歳以上)となります。
80㎡を越える家が理想ですが、マンションで80㎡だとかなり広いものになるので、70㎡あたりが理想でしょうか。
広ければ広い方が、融通はききますが、ここは予算との相談になるかと思います。
60㎡のマンションで4人暮らしは可能か
最低居住面積水準は、世帯人数に応じて、健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準である。
その面積(住戸専用面積・壁芯)は、別紙1の住宅性能水準の基本的機能を充たすことを前提に、以下のとおりとする。
(1)単身者 25 ㎡
(2)2人以上の世帯 10 ㎡×世帯人数+10 ㎡
国土交通省 住生活基本計画(全国計画)(令和3年3月19日閣議決定)より抜粋
先ほどの項目では、豊かな住生活の実現の前提とした広さを考えましたが、必要不可欠な広さの水準も示されています。
計算式に当てはめると、子ども2人の4人家族の場合、35㎡(子ども2人が3歳未満)~50㎡(子ども2人が10歳以上)となります。
子どもが小さい間(10歳未満)は、各自の部屋も必要ないでしょうし、大丈夫だと考えられます。
その後は、子の性別にもよるでしょうし、広い家への引っ越しを考える可能性もあるかと思います。
間取りが3LDK取れるのであれば、広さ関係なく部屋割りはできるでしょうし、2LDKでもなんとかはなりそうです。
豊かな住生活の計算式だと、76.5㎡必要となりますが、大阪市内の優良地でこの広さは、かなり高額になると考えられます。
必要最低限の広さであると45㎡でいいという水準になりますし、60㎡あれば十分な生活ができると考えられます。
ですので、現実的に考えたとき、60㎡での4人暮らしも十分視野に入ってくると考えます。
もちろん、狭い家は無理、広い家に住みたいという方は多いと思うので、その場合は、北摂などの大阪市外に住むことを検討するべきかと思います。
マンションは資産!10年後の売却を考える
一般的に物件の価格は、年数が経過すれば落ちていきます。
建物の価値は、税務上の基準として、鉄骨鉄筋コンクリート造と鉄筋コンクリート造の場合、耐用年数は47年と定めれています。
一方、木造の場合は耐用年数は22年となります。
一戸建ての場合、主流は木造になるため、この分建物自体の価値は落ちやすくなります。
つまり、一戸建てよりもマンションの方が資産価値としては、保ちやすいということになります。
また、マンション購入の際、一番重視される点が駅からの距離となるそうです。
そのため、駅から徒歩何分かという項目は、とても重要なものとなり、普段ご自身でも使わない路線であっても、たくさん路線が通っている方が価値が高くなります。
資産価値を保ったまま、10年マンションに住んだとして、その間、ローンも返済しています。
賃貸と違って、その資産が自分のものとなるわけですので、子どもの成長とともに大きな家に住み替えすることもかなり現実的かと思います。
福島区の60㎡代のマンションを購入
大阪市内だけですが、いろいろな地域の物件を回りました。
結果、福島区の60㎡代のマンションを購入しました。
購入に関して、早計かなと思うところもありましたが、とても満足しています。
また、マンションの住み心地についても記事にしていけたらと思います。